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> ここの送り火は、鴨川の土手からも見えますね。
一昨年夏「NHKスペシャル」特集の際は、洛北高の屋上から中継しました。主要な
官立高校への合格者数が全国一となった事もある日本最古の旧制中学系の老舗からの
放映は、然もありなんですね。もっとも、終戦後は、日本最古の旧制高女を継承した
鴨沂(おうき)高校への集約を以て一旦閉校されており、旧制との決別を趣旨とする
当事の風潮が窺える様でもあります。ちなみに、京都二中を継承する鳥羽高の場合は、
1948〜84年の永きに渡り、朱雀高(府立第二高女系)の分校扱いでした。
この時の放映で、送り火が時間差点灯である事、長崎「精霊流し」よろしく、死者の
霊を彼岸の地に送り出すのが、本来の趣旨である事を知り、送り火を見届けた直後に
亡くなった若年女性の家族の手記には、色々と考えさせられました。
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次は、大文字山麓の鹿苑寺です。足利義満の印象が強いのですが、元々は、藤原氏の
流れを汲む西園寺氏始祖が建立したもの。後醍醐天皇暗殺計画の嫌疑で西園寺公宗が
処刑され、没収されて荒廃した建物を義満が取得、一大改装を施した経緯があるとか。
明治時代末期に首相を務めた西園寺公望は同家の子孫で、政敵から、公宗の不祥事を
度々、中傷の材料に利用された様ですが、公望自身は上級公家・徳大寺家の出身です。
同窓会の大先輩に「間違いだらけのクルマ選び」で一世を風靡した徳大寺姓の自動車
評論家がいらっしゃいますが、これは「偉そうな印象」で名付けたペンネームとの事。
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